まえがき
10月から野鳥の撮影を再開するにあたって、トレーニングのためのウォーキングとバードウォッチングは切り離そうと決めました。
昨年の10月末までは、ウォーキングが6割、バードウォッチングが4割の「探鳥ウォーキング」を行っていました。往路でトレーニングを意識して、復路でゆっくり撮影するという感覚で楽しんでいました。
しかし、忙しい日が多いのでオンとオフの切り替えを行うことにしました。
ウォーキングをする日はトレーニングと割り切り、カメラは持たずにコース沿いで出会った野鳥をスマホで撮影する程度にとどめようと思います。(「ウォーキング:探鳥=9:1」というイメージです)
バードウォッチングの日は、トレーニングは一切気にしないで歩くことにします。ダラダラ歩きもたまにはよいものです。
夏鳥と旅鳥の大運動会!
今日は時間を気にしないでバードウォッチングできる日です。カメラを携帯して小鳥さんを探しながら歩きます。
往路で旅鳥のエゾビタキのポイントに立ち寄ると地面近くでホバリングしている鳥がいました。
そっと近付いてあたりを見るとパット見5~6羽の小鳥が活発に動き回っています。
エゾビタキが少なくとも1羽、コサメビタキが少なくとも5~6羽いました。
コサメビタキ同士が遊んでいるのか、追いかけっこをしているように見えました。
そこに時折エゾビタキが介入するという感じでした。
バードウォッチングを楽しむようになって丸5年になりますが、小さいといえどもコサメビタキが群れでいるのを見たのは初めてです。ファミリーなんですかね。
なんだかんだで1時間ほど撮影と観察を楽しんで他のポイントに行くためにその場を離れましたが、復路で立ち寄ってみると、規模は小さくなっていましたがまだ運動会をやっていました。
小さな体でもの凄い運動量です!
エゾビタキ


コサメビタキ




他に撮影できた野鳥たち
他には、キビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラにも会え、バードウォッチング再開後3回目ですが、大満足な秋晴れの探鳥ウォーキングになりました。


あとがき
「足るを知る」
撮影を伴う探鳥ウォーキングを再開して今日で3回目ですが、1回のバードウォッチングでひとつ何か楽しいことがあればそれで十分に満足できると思えるようになりました。
珍しい鳥に会えなくても、混群に出会えたり、可愛らしい表情を見ることができれば十分に満足できることを知りました。
予想外に近くで撮影できた時などは、羽の模様が細部まで分かる精密描写に成功することがあります。これもとてもテンションが上がる喜びです。
野鳥の生態に関する何かに気付くだけでも知的興味が刺激され興奮します。
もし可能であれば、何かひとつ良いことがあると嬉しいなと思います。