今日の最大の収穫は大群の混群に出会えたことでしょう。
数年のバードウォッチング歴でおそらくこんなに大規模な混群に遭遇したのは初めてです。
エナガに先導されて、いつものメンバーのメジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、そしてゲストのリュウキュウサンショウクイが賑やかにゆっくりと場所を移動していきました。
こちらもそれに合わせて後を追うように来た道を引き返し撮影しました。
その割に写真としては思うようには撮れませんでした。
リュウキュウサンショウクイ以外はいつものように忙しなく動き回ります。思うようには撮らせてくれません。
しかし、めったに無い経験をさせてもらっただけで満足です。
モズ
駐車場に着くといきなりモズの鳴き声に気が付きました。
一期一会なのでとりあえず撮影しましたが、もう少し背景を選んで止まって欲しいものです。^^;
エナガ
混群に出会う前に、梅園で10羽近くのエナガの群れに出会いました。近くの梅に止まってくれたので距離的には申し分ないのですが、なにしろ枝が多くて思うようには撮れませんでした。
何か小さな虫を食べているのかと思ったら、地衣類のコケを咥えていました。コケそのものを食べているのか、それについている虫を食べているのかは判然としません。地衣類を食べるなどとは聞いたことがないのですが…。
この1枚の中に、エナガが4羽、メジロが2羽写っています。分かりますか?
1/125秒なのでブレていますが、最近エナガの羽を広げたシーンを撮れていないので、恥ずかしながら載せることにしました。
メジロ
リュウキュウサンショウクイ
冬季に混群に出会ったらリュウキュウサンショウクイを探せ、が鉄則です。
経験で得た法則ですが、おおそらく7~8割くらいの確率で見つかると思います。
今回は5~6羽いたように思います。同時にこれだけの数を観察したのは初めてのように思います。


偶然に撮れた飛び出しシーンですが、1/125秒ではこのように”幽霊写真”になります。^^;

ヤマガラ
シジュウカラ
シジュウカラの肩から背中にかけてのこの色調がとても気に入っています。
ジョウビタキ

おまけ写真
この紅葉の写真は、7日にiPhoneで撮影したものです。光の状態が良いと紅葉の撮影ポイントです。
あとがき
混群に遭遇するととても楽しいです。
しかも今回のような大規模な混群となるとどこに目をやってよいのか悩むほどです。
おまけにリュウキュウサンショウクイもいつものように混じっていました。しかも、5~6羽も。
こんなことはそうそうないと思います。
よい写真が撮れたわけではありませんが、観察としてはとても有意義なバードウォッチングの日になりました。