当ブログ「野鳥の写真館”一期一会”」では、市街地の公園などで見られる可愛らしい小鳥の写真をモチーフにした2017年3月のカレンダー壁紙(2ヶ月タイプ)を制作いたしました。
サイズはアスペクト比[16:9]の【1920×1080】ピクセルで作っていますが、同じアスペクト比の【1600×900】サイズと【1366×768】サイズにも”縮小表示”させてご利用いただけます。
無料ですので、お気に入りの一枚がございましたら、ダウンロードしてデスクトップ上でしばらくの間でもぜひ愛でてやってください。
素材になる野鳥写真は、今季の新作に限定して制作しています。
当月に間に合わせるためには前月の末に制作する必要があります。したがいまして、多くの場合、前月に撮影した野鳥をモチーフにしています。
カレンダー壁紙にするのに相応しい新作が撮れれば月内に追加することもあるかもしれません。(ツイッターでもお知らせすると思いますので、よろしければフォローしてください。)
2017年3月の野鳥のカレンダー壁紙の紹介
野で暮らす小鳥さんたちのことも知っていただきたいので、種ごとにカレンダー壁紙を掲載し、簡単ではありますがバードウォッチング情報も記載しておきます。
興味がございましたら参考になさってみてください。
サンプル画像をクリックすると、原寸大に表示されます。ほとんどのブラウザでは、「右クリックから保存」は選択できないと思います。
保存をするにはテキストの「Download」から行ってください。
ルリビタキ(瑠璃鶲)
◎全長14cm ●漂鳥 ★雌雄異色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
★ダウンロードするには「Download」をクリック
★ダウンロードするには「Download」をクリック
◎ルリビタキの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
ルリビタキの図鑑情報

ジョウビタキ(尉鶲)
◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
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◎ジョウビタキの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
ジョウビタキの図鑑情報

エナガ(柄長)
◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
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◎エナガの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
エナガの図鑑情報
エナガは日本で2番目に小さい鳥とされ、九州以北に留鳥または漂鳥として生息する小鳥でシジュウカラに近い仲間。(北海道には亜種の顔が真っ白な”シマエナガ”が生息しており、大人気となっている。)
エナガは雌雄で同型同色なので外観上は区別できない。
全長は14cmあるが、そのうち尾の長さが約半分を占めるので体そのものはとても小さく体重は10グラムもない。
嘴(くちばし)が小さく、首のくびれが全くないのでコロンとしたその姿が実に愛らしい。縫いぐるみのふわふわ感に通じるものがある。
繁った落葉広葉樹林を好み、シジュウカラの仲間ではもっとも群れになる性質を持っており、シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・メジロなどとの混群がよく見られる。
混群はエナガが先導してくることが多く、「ジュルリ、ジュルリ」と聞こえてきたら近くにエナガがいる。この鳴き声は独特なので、聞き慣れたらその存在にいち早く気づける。
モズ(百舌)
◎全長20cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
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◎モズの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
モズの図鑑情報
モズは、留鳥または漂鳥としてほぼ全国に分布し、平地から山地の林、農耕地、河川敷などあまり場所を選ばず生息する。
とは言え、その中でも比較的開けた場所を好む傾向がある。
さまざまな鳥の鳴き真似をすることが知られており、そのために百の舌を持つという意味で「百舌」が和名となったと容易に推察できる。
また、晩秋に獲物をたくさん捕ると、尖った小枝などにその獲物を刺しておく習性があり、「モズのはやにえ」という名称で広く知られている。
他には、秋の高鳴き(縄張り宣言)や狩りなどの時に尾羽をゆっくり回転させる習性も有名だ。
アオジ(青鵐)
◎全長16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
◎アオジの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
アオジの図鑑情報
本州中部地方以南には冬鳥として渡ってくる。平地から山地の林の周辺や草地などに生息する。地上で採食しているところを見かけることが多いが、主に種子を食べているようだ。
雌雄異色で、オスは頭部が暗緑灰色で目の周囲は黒いので顔がきつく見える。喉から体下面の黄色が美しい。
オスに比べるとメスの顔は柔らかい雰囲気がある。頭部は褐色で幾分緑灰色を帯びる。黄色い頭央線と眉斑がある。喉や体下面の黄色はオスよりも淡く見える。
漂鳥としてやって来たときは、とにかく用心深く鳴き声は聞こえてもなかなかその姿を近くで見ることはできない。しかし、人の往来に慣れてくるにしたがい、近くでもひょこり姿を現したり、食事中の時に出くわしても逃げないこともある。そういう時は、観察や撮影の絶好の機会だ。
ヤマガラ(山雀)
◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
◎ヤマガラの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
ヤマガラの図鑑情報
背中上部と体下面のレンガ色が目立つカラ類。この配色のために他のカラ類との識別は容易。
ほぼ全国に分布し、山地から平地の広葉樹林に生息し、毎年ほぼ同じ場所を縄張りとする。
一夫一妻でパートナーが死ぬまで添い遂げるので、つがいの絆が固い鳥として知られる。
2羽で森の中を移動するが、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、エナガなどとよく混群も形成する。
雑食性で、昆虫の幼鳥などを捕食する。また、秋になると好んで樹木の実も食べる。
枝にぶら下がってエゴノキの実などを採る姿や枝上で実を器用に両足で挟んでくちばしで「コンコンコン」とつつき割り種子だけを食べる姿をよく見かける。
ウグイス(鶯)
◎全長16cm(♂)14cm(♀) ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
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◎ウグイスの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
ウグイスの図鑑情報
ウグイスは雌雄は同色ですが、小鳥の中では珍しくオスとメスで大きさが異なります。
環境に対する適応能力が高いのでしょうね、笹やぶのあるところなら人家近くの林から亜高山帯まで広く棲んでいます。
実際、自宅裏近くにある竹藪にも棲みついていますし、標高1982mの石鎚山山頂付近でも聞かれます。
ウグイスは、そのさえずりが美しいので、オオルリ・コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられています。
「ホーホケキョ」というさえずりは日本人ならだれでも知っているでしょうが、秋から冬の間は「笹鳴き」と呼ばれる「チャッチャッ」という地鳴きが聞かれます。
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
◎メジロの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
メジロの図鑑情報
ほぼ全国の平地から山地の林や市街地の公園などに生息するが、暖かい地方に多い。最も馴染みのある小鳥の一種だろう。
その体色からか、メジロはよくウグイスと間違われるが、和名の由来になった目の周りの太いアイリングが最大の識別ポイントになる。
メジロの顔はかなりきつい印象があり個人的にはあまりアップで撮りたいとは思わない。
その一方で、2羽が仲睦まじくピタッと寄り添い羽づくろいをし合う姿は実にラブラブで見ていて愛らしくもあり微笑ましくもある。
コゲラ(小啄木鳥)
◎全長15cm ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
★ダウンロードするには「Download」をクリック
◎コゲラの無地のデスクトップ壁紙の一覧ページ(野鳥の壁紙館)
コゲラの図鑑情報
コゲラは日本最小のキツツキの仲閒。森に棲む野鳥というイメージがあるが、意外なほど身近にいて市街地の公園などでも普通に見られる。
試しに、市街地の公園の林沿いを歩いて診よう。「コンコン」という小刻みに木をつつく音が聞こえてくることだろう。春には、運がよければドラミングが聞けるかもしれない。
他の木などに移動する際には「ギィー」という鋭い特徴的な声を出すことが多い。
幹や枝を裏側に回り込んだり上下したりしながら少しずつ移動する姿が実に愛らしい。
野鳥の「カレンダー壁紙」を提供する姉妹サイト
当ブログ「野鳥の写真館”一期一会”」は、2016年8月に開設した「野鳥の壁紙館」の姉妹サイト&ブログの関係です。
興味・関心のある方はアクセスしてみてください。m(._.)m
どちらのサイト/ブログでも毎月の「カレンダー壁紙」を無料提供させていただいておりますが、少々違いがあります。
野鳥写真を”壁紙”で観賞する方法を推薦する理由
じっくりと野鳥を観賞するには、一般的なデジタル写真集ではなくデスクトップ壁紙の方が適していると考えています。
理由は下記の通りです。
1.一般的なデジタル「写真集」では、どうしても観賞サイズが小さくなってしまいます。
2.代わりに、モニターの壁紙に設定することで等倍観賞が可能になります。
細かな羽根の模様や並び方、体色の色合いやグラデーションはもちろんのこと、アップで撮影できたときは野鳥の瞳に映っている景色まで分かることがあります。
最近は高解像度のモニターを利用されている人が増えていると思いますが、私が利用している主モニターの解像度は【2560×1440】で、副モニターは【1920×1200】です。
このくらいの解像度になると、野鳥のアップの写真を鑑賞すると「自然の造形美」に感動することもしばしばです。
このような感動を共有していただきたく、「野鳥の壁紙館」では最高で【2560×1440】サイズまで掲載しています。
お気に入りの野鳥写真が見つかりましたら、ぜひダウンロードしてモニター上に壁紙として設定して愛でてやってください。
このような鑑賞方法を考慮して、写真集代わりに壁紙作品で提供させていただいております。
コメント
こんばんはー
今日も日課となった里山ウォーキングを終えた後に参加(3回目)
里山では鳴き声や飛び交う姿に気づいても、なかなかレンズに捉える事は出来ずイライラしましたが、参加した池のそばの公園では固定した望遠鏡も覗かせてもらったりしたので
14羽ぐらい見た中のモズ、ツグミ、オオバン、コガモあたりは見た瞬間に解る様に成りました。(庭で見ていたヒヨドリとばかり思っていた中に、実はツグミがいた事に気づく)
しかし、図鑑を詳しく見たりしていると、同じ鳥でも冬鳥と夏鳥の違い等、頭が混乱します。 一日に1~2羽づつ覚えた方が良いとのアドバイスを受けました。
ルリビタキの「動画」も拝見させて頂きました。
高度な撮影技術の勢ではないのでしょうか?
「本当にこんなに綺麗なの?」と疑いたくなります。(笑)
壁紙も「エナガ」の一覧の中から、あれもこれもと迷いながら、全体がしっかり解る姿の物を選び変えました。
おっしゃる通り、図鑑をあれこれ見るより同じものを毎日見てる方が、しっかり覚えられそうな気がしまして・・・・・
しばらく他の趣味等の都合でウオッチングには参加できそうにないのですが、庭作業中も双眼鏡を離さず、鳥から目は離せません。
お忙しい中、いつも返信ありがとうございます。
先輩のバーダーさんはいろいろと助言されるでしょうが、自分のスタイルを見つけるのが無理がなく長続きすると思います。
オススメは、観察した鳥さんを図鑑でしっかりと勉強し、またフィールドで観察する。同じ種の場合は観察するたびに余裕が出てきますので、じょじょに観察が詳細かつ具体的になります。この繰り返しですね、バードウォッチングは、たぶん。(^^;)