自身のPCモニタ用に制作した7月のカレンダー壁紙をシェアします。
野鳥が主なテーマですが、特に小鳥を好んで撮影しています。(別記事で、花や風景を被写体にしたカレンダー壁紙も掲載予定です。)
2021年6月(一部、5月末)に撮影した作品を元に、7月と8月のカレンダーを付けた2ヶ月タイプのカレンダー壁紙です。
特に、野鳥ファンの方にご利用いただけましたら嬉しく思います。
配布サイズはアスペクト比[16:9]の【1920×1080】ピクセルで作っていますが、同じアスペクト比の【1600×900】サイズと【1366×768】サイズにも”縮小表示”させてご利用いただけます。
逆に、【2560×1440】に拡大表示させても高画質で制作しているので、多少解像度の低下は当然ありますが、事実上大きな問題なくご利用いただけるのではないかと思います。(私自身もデスクトップPCではそのような使い方をしています。)

下の画像はサンプル画像です。サンプル画像をクリックすることで元のカレンダー壁紙が表示されます。それをダウンロードしてください。
サンコウチョウについて
◎全長45cm♂ | 17.5cm♀ ☆夏鳥 ☆雌雄異色
オスの成鳥は極めて長い尾羽を持ち、コバルトブルーのアイリングと嘴が特徴です。
メスは、そのコバルトブルーが地味でアイリングの幅が細いとされ、その点が尾羽がまだ長くなっていないオスとの識別ポイントとなります。
本州以南に夏鳥として渡来します。平地から低山の針広混交林に生息しますが、特にスギ林やヒノキ林などの薄暗い場所を好む傾向があるとされ、これは観察結果とも一致します。
囀りは「月日星ホイホイホイ」と聞きなされ、3つの光を表す「月日星」からサンコウチョウと名付けられたというのはどの図鑑にも載っています。しかし、本当に「月日星」と聞こえるかははなはだ疑問、というのが個人的見解です。
三光鳥のカレンダー壁紙
ここからの4点は、3年前に尾羽の長いオスと出会い頭的に忘れられない遭遇をしたのですが、そのポイント近くで撮影しました。
偶然ではなく、夢のような出会いの再現をねらいました。(3年前に止まってくれた枝は残念ながら、公園整備の一環で切られてしまいました。(;_;))
鳴き声がこの近くになったら、ここで待つと決めたポイントで待機して幸運にも撮影することができました。
もちろん何度も空振りをくらったり、遠くからの鳴き声だけで姿が見られず、心が折れそうになったこともありました。
そして、出待ちをしてから4日目に、理想的な枝とは異なりますが、ほぼ期待通りのポイントに来てくれました。
この日は、鳴き声が聞こえる前からこのポイントで待機していました。
このポイントにこだわる限り、鳴き声が聞こえてからでは間に合わないと判断した結果です。
というのも、前日に少し離れたところで鳴き声を発しないで林の縁に現れたことがあったからです。
鳴き声もしないのに2時間も同じところにボーっと立っているのは、なかなかの”修行”です。^^;
バードウォッチング仲間が同じポイントで出待ちをしている時に、すぐ近くで30分もずっと鳴いていたのに一度も姿を見せなかったことがあったそうです。
それを考えると、とても幸運な出会いだったと思います。
ちなみに、この辺りをポイントとして選んだのは、出会える率は他のポイントよりも低くなると思われますが、出会えたら(1)より明るい、(2)より近い、(3)目線で撮影できる、からです。
暗いところで上の方にレンズを向けて撮影するのは勘弁してほしいです。
ここまでがオスで、下の2点がメスです。それぞれ別のポイントで出会いました。
あとがき
野鳥の撮影を始めてからの数年間は、サンコウチョウを目当てにバードウォッチングすることもなく、運良く出会ったら撮影したい、というスタンスでした。
ところが、昨年の6月20日にサンコウチョウとドラマチックな出会いをして、今季は6月になってから意識してサンコウチョウのポイントで”出待ち”を度々しました。
運良く何度か撮影の機会がありました。
しかし、尾羽が長くないのでメスと思っていたら、後からオスと分かり…。
そういう個体(同一個体?)ばかりしか出会えなくて、尾羽の長くないオスが当たり前になった頃に撮影したのが後からメスと分かるというようなこともありました。
サンコウチョウは撮り慣れていないのでなんだかバタバタした6月でした。