今日4月18日の「今日の野鳥」は、今季初見&初撮りの夏鳥コサメビタキとどうやら繁殖活動中と思われるヤマガラが主役の写真集です。
数日前にキビタキと同時にコサメビタキの不確実ながら入山情報がありました。そして、16日の探鳥ウォーキングの際にコサメビタキらしい姿を見かけていました。
したがって、今日の探鳥ウォーキングでは当然のことながら16日に今季初撮影したキビタキに加えてコサメビタキとの出会いを期待して出かけました。
両種ともまだ来たばかりでしょうから個体数は少ないと推定されます。出会うにはかなり運が必要になるでしょう。(^^)
2017年4月18日の今日の野鳥
野鳥の撮影は、日々のトレーニングとして市内の丘陵地に広がる公園でウォーキングを実践しているのですが、そのコース沿い(主に復路)で行っています。
2つの目的で歩いているので、最近ではこれを自分の中では”探鳥ウォーキング・コース”と呼んでいます。
私が決めているコースは、往復で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどです。(といっても、時には寄り道することもありますし、途中で折り返すこともあります。)
最近は、目当ての野鳥の撮影のために、8.5kmほどの歩行距離になることが多いです。
コースの主に復路で、まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスを大切にして、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色や囀りに癒やされながらバードウォッチングと撮影を楽しんでいます。
それでは、4月18日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。
アオジ・ウグイス・カワラヒワ・キビタキ・コゲラ・コサメビタキ・シジュウカラ・シロハラ・メジロ・ヤマガラ
種ごとに掲載していきます。お楽しみください。
今日の主役の野鳥
コサメビタキ(小鮫鶲)
◎全長13cm ●夏鳥 ★雌雄同色
九州以北の平地から山地の落葉広葉樹の林に夏鳥として渡ってくる。
身軽なのでホバリングやUターンが得意なこともあり、捕食も主にフライングキャッチで行い、空中の昆虫類を食べる。秋の渡り期には樹木の実も好む。渡りに備えて脂肪を蓄えるためかもしれない。
コサメビタキの魅力はなんと言ってもその円らな瞳にある。クリッとして可愛らしく、しかも大きい。これは”アイシャドー効果”で実際よりも一回り大きく見えるのが理由だ。その上に、輪郭は不明瞭ながらアイリングが白くて太いので、いっそう黒い目が目立っている。全体の姿の地味さの割には、この大きくてクッキリとした目のお陰で意外にファンが多いようだ。
アイシャドー効果については下記のページをご覧ください。
ヤマガラ(山雀)
◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
先日からこのように虫を数個咥えている姿を見るようになりました。巣の中で待っているヒナに運んでいるのではないでしょうか。
番で行動していて、忙しそうにエサ集めをしているように見えます。
今日出会った他の野鳥たち
アオジ(青鵐)
◎全長16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
ウグイス(鶯)
◎全長メス14cm/オス16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
カワラヒワ(河原鶸)
◎全長15cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
キビタキ(黄鶲)
◎全長14cm ●夏鳥 ★雌雄異色
コゲラ(小啄木鳥)
◎全長15cm ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
シジュウカラ(四十雀)
◎全長14.5cm前後 ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
シロハラ(白腹)
◎全長25cm ●冬鳥 ★雌雄ほぼ同色
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
季節の移ろいを感じる今日の写真
探鳥ウォーキング・コース沿いにはその季節季節の野草や樹の花が咲きます。
そのような花で目に付いたものを時折紹介したいと思います。
★新緑
★マツバウンラン
あとがき
前回もですが、今日も「桜が終わると夏鳥の季節だ」と実感しました。
16日の夏鳥2種に続いて、今日は3種目の夏鳥、コサメビタキとの出会いがありました。
ある程度予想していたとは言え、やってきたばかりの夏鳥に実際に会えると嬉しいものです。
次はどのような夏鳥に会えるのでしょう…。
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