今日4月13日の「今日の野鳥」は、桜の花にやってきてくれた可愛らしい野鳥たちみんなが主役です。
探鳥ウォーキングに出かける予定ではなかったのですが、午後から時間が空き天気も朝から快晴で条件が良かったこともあり急遽花見に出かけることにしました。もちろん、ついでに、探鳥も行いました。
風が吹くと辺りの桜という桜からいっせいに花びらが吹雪のように舞い落ちてきました。花吹雪とはよく言ったものです。
満開の桜も良いですが、散り始めの遠慮がちの花吹雪も、今頃の大規模な花吹雪もなかなか”乙”なものです。
実質的に私にとっては今日が今季最後の「桜と野鳥」になるでしょう。
2017年4月13日の今日の野鳥
野鳥の撮影と日々のトレーニングを兼ねた”探鳥ウォーキング・コース”は、往復で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどです。(といっても、時には寄り道することもありますし、途中で折り返すこともあります。)
今日歩いたのは、
でした。花見が一番の目的なのでいつもの半分ほどのコースです。
いつもは、コースの主に復路で、まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスを大切にして、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色や囀りに癒やされながらバードウォッチングと撮影を楽しんでいます。
それでは、今日4月13日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。
アオジ・ウグイス・コゲラ・シジュウカラ・シロハラ・ビンズイ・メジロ
珍しくヤマガラを撮影できませんでした。急に思いついた花見優先の探鳥だったこともあり出会えた種類は多くはありませんでした。
花吹雪の中、今日出会った野鳥たち
アオジ(青鵐)♂
◎全長16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
ウグイス(鶯)
◎全長メス14cm/オス16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★「桜にウグイス」が撮れました。(^^)
このぶら下がっている実を食べていました。
コゲラ(小啄木鳥)
◎全長15cm ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
「ほぼ同色」ということは違いはどこに?となりますが、それはオスの目の後ろから後頭部にかけての辺りにでしょうか、”赤い羽根”があります。
ところがこの赤い羽根は普段はなかなか見えません。
寝癖になっていたり、風の強い日でないとなかなか見ることができません。
この個体はわずかですが赤い羽根が確認できるので♂です。
シジュウカラ(四十雀)
◎全長14.5cm前後 ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
「雌雄ほぼ同色」ということは、違いはどこにあるかと言えば、胸のネクタイの幅です。
★幅広のネクタイ⇒♂ ★細いネクタイ⇒♀
シジュウカラはよく見かける身近でもっとも馴染みのある小鳥の1種でしょうが、動きが細かく速いので意外に撮影は難しいものです。
それでも、シジュウカラも花見がしたいのか陽気に誘われたのか、今日はいつもより撮影の機会を多く与えてくれました。
◎幅広ネクタイ ⇒ オス ◎細いネクタイ ⇒ メス
シロハラ(白腹)
◎全長25cm ●冬鳥 ★雌雄ほぼ同色
★シロハラはまだ頑張っています。いつ旅立つのでしょう?
ビンズイ(便追)
◎15~17cm ●漂鳥 ★雌雄同色
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
季節の移ろいを感じる今日の写真
探鳥ウォーキング・コース沿いにはその季節季節の野草や樹の花が咲きます。
そのような花で目に付いたものを時折紹介したいと思います。
★ヤマツツジが目立つようになってきました。
あとがき
今日は名残惜しい桜を愛でたくて急遽午後から出かけた花見優先の探鳥ウォーキングでしたから、収穫は少なかったです。
しかし、「桜と野鳥」という点では、ウグイスを囀りに耳を傾けながらシジュウカラやコゲラを桜の樹の下で観察でき楽しい午後の時間でした。
桜の花びらが舞い散り食べているお弁当の上にひとひらふたひら落ちてきます。その瞬間、「嗚呼、日本人で良かった」と、そこはかとなく嬉しい気持ちになります。
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