今日3月28日の「今日の野鳥」は、旅立ちが近い冬鳥のジョウビタキと早咲きの桜がお気に入りのヤマガラが主役です。
見かけるジョウビタキの個体数が減りました。たまたまなのかもしれませんが、一部が旅立った可能性もあります。
同様にルリビタキも見かける頻度が少なくなっているので、山の方に移動した個体もいるのでしょう。
探鳥フィールド・コースは、26日の「今日の野鳥」で触れたように、早咲きの華やかな桜、陽光桜の開花が進んでいます。
吸蜜のために、目に付くところではヒヨドリ、ヤマガラ、メジロが頻繁にやって来ています。
今日も数カ所で「陽光桜とヤマガラ」を撮影することができました。
2017年3月28日の今日の野鳥
野鳥の撮影は、日々のトレーニングとして市内の丘陵地に広がる公園でウォーキングを実践しているのですが、そのコース沿い(主に復路)で行っています。
2つの目的で歩いているので、最近ではこれを自分の中では”探鳥ウォーキング・コース”と呼んでいます。
私が決めているコースは、往復で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどです。(といっても、時には寄り道することもありますし、途中で折り返すこともあります。)
最近は、目当ての野鳥の撮影のために、8.5kmほどの歩行距離になることが多いです。
コースの主に復路で、まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスを大切にして、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色や囀りに癒やされながらバードウォッチングと撮影を楽しんでいます。
それでは、3月28日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。
カワセミ・シロハラ・ジョウビタキ・ホオジロ・メジロ・ヤマガラ・ルリビタキ
26日と同様に、今日も撮影できた種類は少ないです。
種ごとに掲載していきます。お楽しみください。
今日の主役の野鳥
ジョウビタキ(尉鶲)◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色
ジョウビタキが姿を現してくれるところは季節感をあまり感じないところなので、この春爛漫、桜爛漫のシーズンを迎えようとしているこの時季としては色味が不足しているのが残念です。
ヤマガラ(山雀)◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
ヤマガラは陽光桜で盛んに吸蜜を行っているので華やかな雰囲気になります。季節感を表現できて満足です。
ところで、26日はヤマガラがフィールドのあちらこちらで賑やかに鳴いていたのですが、今日は普段と変わらない状況でした。
26日のあの賑やかさは何だったのでしょうか?
★木枯紋次郎…その1 (←若い人には分からないですね。(^^;))
木枯紋次郎を連想しました。(^^)
★木枯紋次郎…その2
★木枯紋次郎…その3
花枝付きで花冠1個を引きちぎり、このように足で押さえて基部に穴を開けて蜜を食べるように吸うようです。
咲き始めのこの時期に下に落ちている花冠には基部にすべて穴が開いています。
今日出会った他の野鳥たち
カワセミ(翡翠)♀ ◎全長17cm ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色
下嘴が赤いのでメスですね。
シロハラ(白腹)◎全長25cm ●冬鳥 ★雌雄ほぼ同色
★まだまだフィールドのあちこちで見かけます。
ホオジロ(頬白)◎全長17cm ●留鳥 ★雌雄異色
★久しぶりに撮影できました。
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★今日は陽光桜に来ていたメジロは26日ほど多くはありませんでした。
ルリビタキ(瑠璃鶲)♀ ◎全長14cm ●漂鳥 ★雌雄異色
今日は、標高差100mを直登コースを利用して一気に上りました。今日歩いた距離は6kmといつもより少ないですが、この直登コースを上ったからです。
直登コースの上部、主コースと合流する直下にある階段部分で前回と同じようにメスのルリビタキが場所も同じ手すりに止まりました。
26日は別の場所で鳴き声は確認しましたが、今日は久しぶりに姿を見ることができました。
ルリビタキもいつ旅立ってもおかしくない季節になったと思います。
いつまでいてくれるのでしょう…。
モニター上で拡大して確認しましたが、オスを思わせるような青味が見られないのでメスだろうと思います。
水鳥観察記録
私が野鳥撮影のフィールドにしている公園にはそこそこ大きな池があるので水鳥たちがやってきます。
私自身は、水鳥にはあまり関心がないのですが、周囲に興味を持っている人たちがいるので、その人たちのために、探鳥ウォーキングの締めくくりとして、新しい水鳥や個体数の変化を観察することがあります。
状況に変化があった時やアップできるような写真が撮れた時のみ掲載します。
★最後のハイブリッドもいなくなり、カモ類はすべて移動したようです。
季節の移ろいを感じる今日の写真
探鳥ウォーキング・コース沿いにはその季節季節の野草や樹の花が咲きます。
そのような花で目に付いたものを時折紹介したいと思います。
★朱色のヤマツツジが咲き始めました。
あとがき
今日も予定通りに「桜と野鳥」を撮影することができました。
特定の時期にしか撮影できないテーマで撮影するときは、限られた時間の中で優先的に目的のものにターゲットを絞ります。
陽光桜はソメイヨシノが咲き始めるまでしか撮影できませんから、それまでは「陽光桜と野鳥」に優先的に時間を使います。
そういうこともあって、前回同様に今日も撮影できた種類が少なかった一因でしょう。
種類の多さは犠牲にしても、「陽光桜と野鳥」はできるだけ撮影したいと思います。
ヤマガラとメジロだけでなく、ジョウビタキもこの桜に止まってくれないかと願っています。
可能性のあるポイントが少なくとも1ヶ所あるので粘ってみたのですが、今日はダメでした。
しかし、まさかとは思いましたが、直登コースでルリビタキに会えたのは収穫でした。
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