今日1月23日の「今日の野鳥」は、年中いるので珍しがられないメジロですが、ちょっと綺麗な雰囲気の写真が撮れたので主役に抜擢しました。もう1つの主役はモズです。
11日にようやくルリビタキに出会いましたが、それ以来定着場所を知る目的もあり、ルリビタキ中心で探鳥ウォーキングを行っています。
しかし、他の小鳥さんたちの魅力を忘れた訳ではありません。
”一期一会”の精神で、その日の出会いで特に心に残った野鳥は主役の資格があります。
モズも同様に、印象的な表情を見せてくれました。
ルリビタキもジョウビタキも姿を現してくれましたが、今回はメジロとモズを主役にいたしました。
2017年1月23日の今日の野鳥
野鳥の撮影は、日々のトレーニングとして市内の丘陵地に広がる公園でウォーキングを実践しているのですが、そのコース沿い(主に復路)で行っています。
2つの目的で歩いているので、最近ではこれを自分の中では”探鳥ウォーキング・コース”と呼んでいます。
私が決めているコースは、往復で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどです。(といっても、時には寄り道することもありますし、途中で折り返すこともあります。)
最近は、目当ての野鳥の撮影のために、8.5kmほどの歩行距離になることが多いです。
コースの主に復路で、まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスを大切にして、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色や囀りに癒やされながらバードウォッチングと撮影を楽しんでいます。
それでは、1月23日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。
アオジ・エナガ・ジョウビタキ・メジロ・モズ・ホオジロ・ルリビタキ・ヤマガラ
種ごとに掲載していきます。お楽しみください。
今日の主役の野鳥
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
ほぼ全国の平地から山地の林や市街地の公園などに生息するが、暖かい地方に多い。最も馴染みのある小鳥の一種だろう。
その体色からか、メジロはよくウグイスと間違われるが、和名の由来になった目の周りの太いアイリングが最大の識別ポイントになる。
メジロの顔はかなりきつい印象があり個人的にはあまりアップで撮りたいとは思わない。その一方で、2羽が仲睦まじくピタッと寄り添い羽づくろいをし合う姿は実にラブラブで見ていて愛らしくもあり微笑ましくもある。
★メジロは日陰の中でさらに逆光という厳しい条件でしたが、背景が優しい色合いだったので、現像段階で現場の雰囲気を再現しました。
★椿の蜜を吸うメジロ
花は咲き始めたところで、蕾はたくさん付いているので、これからしばらくの間はこのような姿はよく見られると思います。
★トリミングしているわけではありません。この大きさで撮れました。
モズ(百舌)
◎全長20cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
モズは、留鳥または漂鳥としてほぼ全国に分布し、平地から山地の林、農耕地、河川敷などあまり場所を選ばず生息する。とは言え、その中でも比較的開けた場所を好む傾向がある。
さまざまな鳥の鳴き真似をすることが知られており、そのために百の舌を持つという意味で「百舌」が和名となったと容易に推察できる。
また、晩秋に獲物をたくさん捕ると、尖った小枝などにその獲物を刺しておく習性があり、「モズのはやにえ」という名称で広く知られている。他には、秋の高鳴き(縄張り宣言)や狩りなどの時に尾羽をゆっくり回転させる習性も有名だ。
★この枝はお気に入りの場所です。
★こちらは別の個体ですが、幼そうに見えるで若鳥かなと思っています。
★梅の木の枝間から撮影しています。
今日出会った他の野鳥たち
アオジ(青鵐)
◎全長16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
★背景がグレーの落ち葉だったのでこのような色調になってしまいました。
★アオジも少しずつ人に慣れてきているように思います。
エナガ(柄長)
◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★今日は混群にも出会ったのですが遠すぎでエナガはあまり撮れませでした。
ジョウビタキ(尉鶲)
◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色
★いつものようにいつもの場所で撮影できました。
★こちらは上とは別個体です。お腹が真ん丸ですね! 🙂
★フィールドで一番人慣れしているメスです。
★たまたま野鳥の会のメンバーさんもいて、近くに5人いたのですが自分の方からやって来ました。ノートリミングです。
★目線あるいは俯瞰的に撮影できるポイントでいつものように現れてくれました。
ホオジロ(頬白)
◎全長17cm ★留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
★ペアです。いつも一緒にいます。
ヤマガラ(山雀)
◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
★動きが細かいので出会う機会は多いのになかなか上手く撮れません。
ルリビタキ(瑠璃鶲)
◎全長14cm ●漂鳥 ★雌雄異色
★今日本各地のフィールドでアイドル状態になっているのはルリビタキかもしれません。私も昨季にルリビタキの魅力にとりつかれて以来、大ファンです。
今季はまだ定着ポイントがあまり分かっていないので、少しずつ見つけていっているところです。これにはちょっと時間がかかります。仕事がない日でないと心ゆくまで探鳥する余裕はありません。
今季出会っているのはほとんどがメスあるいはメスタイプです。
瑠璃色が美しい個体には瞬間的に一度出くわしただけです。ジョウビタキに追っ払われて逃げてしまいました。
★フィッ、フィッ、フィッ、と鳴いていました。
水鳥観察記録
私が野鳥撮影のフィールドにしている公園にはそこそこ大きな池があるので水鳥たちがやってきます。
私自身は、水鳥にはあまり関心がないのですが、周囲に興味を持っている人たちがいるので、その人たちのために、探鳥ウォーキングの締めくくりとして、新しい水鳥や個体数の変化を観察することがあります。
状況に変化があった時やアップできるような写真が撮れた時のみ掲載します。
★この池の主の白鳥とその後に付いているのはホシハジロです。ホシハジロはいっとき30羽から20羽に減ったように見えましたが、今日は約30羽確認できました。
季節の移ろいを感じる今日の写真
探鳥ウォーキング・コース沿いにはその季節季節の野草や樹の花が咲きます。
そのような花で目に付いたものを時折紹介したいと思います。
★白梅の蕾がだんだんと大きくなってきました。この木の一番花です。
あとがき
今日は、時間の限られている中ではありましたが、ルリビタキの定着場所をもう一つ確認することができました。それが最大の収穫でしょう。
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