今日1月9日の「今日の野鳥」は、どれが主役ということもなくジョウビタキ、メジロ、モズが登場してくれました。
撮影した枚数も少なく、ミニミニ写真集です。m(._.)m
成人式の今日は生憎の雨…。
雨もほとんど止んだ正午ころに外出し、そのついでに帰りにフィールドにしている公園に立ち寄りました。
ついでに、と言いながら機材を車に積んでの外出ですから、その心積もりはあったわけですが。(^^;)
2017年1月9日の今日の野鳥
今日は天気のこともあり探鳥ウォーキングをするつもりはなく、単に公園の入り口にある池の周りを歩いただけです。
水鳥の種類や数に変化がないか確認する程度の軽い気持ちで出かけました。
ですから、撮影枚数も30枚ほどです。
それでは、1月9日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。
ジョウビタキ・メジロ・モズ
種ごとに掲載していきます。(数が少なくて申し訳ありません。)
ジョウビタキ(尉鶲)の♀
◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色
ジョウビタキに関するバードウォッチング情報は前回の「今日の野鳥」をご覧下さい。

「ノートリミング」と明記しているもの以外は少しだけトリミングしています。
★公園に沿った林の明るく開けた空間を縄張りにしている個体
★通りかかった人の気配に驚いて別の木に移動しました。
★「恋ダンス」が気になる様子
(ノートリミング)
実は、目線の奥で、2人の女子高校生らしい女の子たちがいます。二人は、時折キャッキャッと楽しそうな笑い声をあげ、スマホらしきものを見ながら身体を動かしています。
すぐにそれが、ガッキーこと新垣結衣さんと星野源さんが出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で有名になった「恋いダンス」の練習だと分かりました。
スマホから漏れてくる音楽が気になるのか、女の子たちの楽しそうな声が気になるのか、しばらくそちらを見ていました。
★小鳥が丸くなるときは、背中の方も丸くなるのですね。
メジロ(目白)
◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色
ほぼ全国の平地から山地の林や市街地の公園などに生息するが、暖かい地方に多い。最も馴染みのある小鳥の一種だろう。
その体色からか、メジロはよくウグイスと間違われるが、和名の由来になった目の周りの太いアイリングが最大の識別ポイントになる。
メジロの顔はかなりきつい印象があり個人的にはあまりアップで撮りたいとは思わない。その一方で、2羽が仲睦まじくピタッと寄り添い羽づくろいをし合う姿は実にラブラブで見ていて愛らしくもあり微笑ましくもある。
3枚とも少しトリミングしています。
★3羽だけ群れから少し離れてこの木に止まりました。
カラ類の混群といっしょにやって来たのですが、3羽だけちょっと寄り道したみたいです。元々この木には実が目当てでよくメジロがやってきています。
混群を形成していた中には、エナガとシジュウカラそしてコゲラがいたのは鳴き声と姿から確認しましたが、一番近くに来たメジロしか撮影できませんでした。
★ちょっと愛嬌がありますかね、この表情は。
★失敗作です。ちょっとシャッターを押すタイミングが遅れました。1時頃だというのに暗くて、シャッター速度をかせげませんでした。
メジロは留鳥もしくは漂鳥ということですが、私のフィールドでは両者が混在しているように見受けられます。
晩秋になると個体数が明らかに増えている印象があるからです。想像ですが、寒くなると山の方にいた個体がある程度移動してくるのだろうと考えられます。
モズ(百舌)♀
◎全長20cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色
モズは、留鳥または漂鳥としてほぼ全国に分布し、平地から山地の林、農耕地、河川敷などあまり場所を選ばず生息する。とは言え、その中でも比較的開けた場所を好む傾向がある。
さまざまな鳥の鳴き真似をすることが知られており、そのために百の舌を持つという意味で「百舌」が和名となったと容易に推察できる。
また、晩秋に獲物をたくさん捕ると、尖った小枝などにその獲物を刺しておく習性があり、「モズのはやにえ」という名称で広く知られている。
他には、秋の高鳴き(縄張り宣言)や狩りなどの時に尾羽をゆっくり回転させる習性も有名だ。
池に隣接した小さな日本庭園を縄張りにしているモズです。
最近よく見かけるのでこの辺りに定着したのだと思います。
今日は歩いている人もほとんどいないのに、なぜか林の縁から離れませんでした。
★地面に降りて少し歩く姿も見られました。(トリミング有り)
水鳥観察記録
ホシハジロは個体数は前回の観察の21羽から数を増やして25羽になっていました。どこまで増えるのでしょうか。
1羽だけいたキンクロハジロは姿が見えませんでした。
仲間がいないので、他の場所へ移動したのかもしれません。
あとがき
雨は一度はあがって、たまに日が射すようにもなっていましたが、いつまた降り出すかも知れないというような空の様子でした。
たとえ池の周りだけでも、ちょっと立ち寄って良かったと思います。
ジョウビタキを一枚だけですが、満足できる写真(ノートリミングの写真)を撮れましたから。
ワンショットでも満足できる写真が撮れたら行った甲斐があるというものです。 🙂