早春の林を彩る「今週の野鳥たち」-2019年3月-No.3

今週の野鳥

3月第3回目の「今週の野鳥たち」は、3月17日~3月23日の間に撮影した野鳥たちを掲載します。

今季は例年と比べると暖かいので冬季の野鳥たちが旅立ちが早くなるのではないかと思い、「今のうちに」という焦りを感じながら探鳥しています。

幸いなことに、ルリビタキもジョウビタキもまだ観察することができました。

ミソサザイは今週の初めは囀りで存在を確認できたのですが、後半はその鳴き声も聞かれません。もう山に帰ってしまったのでしょうか。

一方、留鳥は繁殖の時期を迎えていて、エナガはかなり前に巣作りを始めましたが、最近はヤマガラやシジュウカラの巣材運びが観察できます。

カワセミも番が交代で巣穴を掘っています。微笑ましい求愛給餌のシーンも見られました。

ベイビーの誕生が待たれます。

☆今週のハイライト…ジョウビタキ♂

あるポイントのジョウビタキの雄が今週になって急にフレンドリーになり、至近距離で撮影させてくれます。フレームアウトするほど近づいても気にする様子はありません。

ここにきてようやく雄の美しい姿を精密描写できる機会に恵まれました。

スポンサーリンク
  1. 今週の野鳥たち(あいうえお順)
    1. アオジ ◎全長16cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
      1. アオジをさらに知る・見る・楽しむ
    2. ウグイス ◎全長14cm|16cm ☆留鳥 ☆雌雄同色
      1. ウグイスをさらに知る・見る・楽しむ
    3. エナガ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
      1. エナガをさらに知る・見る・楽しむ
    4. カワセミ  ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
      1. カワセミをさらに知る・見る・楽しむ
    5. カワラヒワ ◎全長15cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
      1. カワラヒワをさらに知る・見る・楽しむ
    6. コゲラ  ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
      1. コゲラをさらに知る・見る・楽しむ
    7. シジュウカラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
      1. シジュウカラをさらに知る・見る・楽しむ
    8. シロハラ ◎全長25cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色
      1. シロハラをさらに知る・見る・楽しむ
    9. ジョウビタキ ◎全長14cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
      1. ジョウビタキをさらに知る・見る・楽しむ
    10. ホオジロ ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄異色
  2. モズ ◎全長20cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄異色
      1. モズをさらに知る・見る・楽しむ
    1. ヤマガラ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
      1. ヤマガラをさらに知る・見る・楽しむ
    2. ルリビタキ ◎全長14cm ☆漂鳥 ☆雌雄異色
      1. ルリビタキをさらに知る・見る・楽しむ
    3. 水辺の鳥 カイツブリ
  3. あとがき:今週を振り返って

今週の野鳥たち(あいうえお順)

元サイズは原則として長辺を1600ピクセルで統一しています。

「今週の野鳥たち」に選んだ写真は第一義的には「記録」として、第二義的には「作品」という意味で掲載しています。

野鳥の撮影では、目にピントが合っているだけでなく、さらに瞳にキャッチライトが入っていることが理想です。最近はこれに加えて「精緻な描写(精密描写)」を心掛けています。

したがって—掲載写真の全てというわけではありませんが—キャッチライトが入り精密描写ができたショットを優先的に選んで掲載しています。

そのような写真は、ぜひ「等倍」に拡大して自然の造形美をご覧ください。

アオジ ◎全長16cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色

撮影日:3月17日
撮影日:3月21日
撮影日:3月23日
高感度(ISO 3200)でも条件が良ければノイズも目立ちませんし解像状態も良好です。
撮影日:3月23日
ソメイヨシノがもうすぐ開花しそうです。開花したらもう一度ここに来て欲しいものです。

アオジをさらに知る・見る・楽しむ

アオジに関する詳細なバードウォッチング情報写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

ウグイス ◎全長14cm|16cm ☆留鳥 ☆雌雄同色

この個体は「ホーホケキョ」と鳴くことができません。「ホーホケッ」です。探鳥ウォーキングを始めて4回目の春を迎えますが、このポイントのウグイスは毎年「ホーホケッ」と鳴きます。

撮影日:3月18日
撮影日:3月18日
撮影日:3月18日
撮影日:3月18日
撮影日:3月18日

ウグイスをさらに知る・見る・楽しむ

ウグイスに関する詳細なバードウォッチング情報写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

エナガ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色

一番お気に入りの小鳥はこのエナガです。忙しなく動くので撮影は難しいです。好天の日に撮ると白い部分がトビます。補正しきれないほど白トビします。1箇所で落ち着くことが少ないので精密描写できるほど余裕を持った撮影はできません。被写体としてはなかなか難しい対象です。

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
巣材として羽の羽毛部分をむしり取っていました。
撮影日:3月17日
撮影日:3月18日
撮影日:3月18日
虫を咥えています。
撮影日:3月20日
咲き始めた陽光桜にやってきましたが、吸蜜するわけではなく小さな虫を食べているように見えます。
撮影日:3月20日
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
背景でボケているのはソメイヨシノの蕾です。
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
白いボケはスモモの蕾です。このスモモに何か来てくれないかなと待っていたら、エナガ以外にヤマガラ、シジュウカラ、ジョウビタキが近くに来てくれました。本当は蕾と並んで欲しかったのですが…。
撮影日:3月21日
背中の葡萄色が美しいです!
撮影日:3月21日
撮影日:3月23日
21日はほとんど蕾だったスモモが3分咲きくらいです。
撮影日:3月23日
失敗作ですがちょっと面白いのでアップしておきます。
撮影日:3月23日
尾が曲がっています。抱卵している証拠です。狭い巣の中では長い尾がこのように曲がってしまいます。頑張って子育てしているんですね。
撮影日:3月23日
上と同じ個体です。
撮影日:3月23日
上の個体と番だと思われます。こちらは尾羽が途中からちぎれています。

エナガをさらに知る・見る・楽しむ

エナガに関する詳細なバードウォッチング情報写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

カワセミ  ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色

撮影日:3月17日
なぜか穴掘り作業を休憩して池の反対方向までやってきていました。

次の3枚はほぼ連続写真なのですが、最初は雄がいて雌が飛んで来たと思ったら一瞬で入れ替わりました。

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
♀:このように嘴に赤土がついているので穴掘り作業中だと分かります。
撮影日:3月17日
♂:こちらも赤土が付いています。
撮影日:3月20日
この日は雄も下(↓)の雌も嘴にも足にも赤土が付いていません。巣穴づくりは終わったのでしょうか。
撮影日:3月20日
雌の方が雄よりも少し若いようです。
撮影日:3月21日
雌はペアが成立してこのポイントにやって来たのでまだまだ用心深いです。道から見下ろすこの場所は決して近くはないのですが、それでも対岸からよりははるかに近くで撮影できるポイントです。しかし、どうにか2~3枚撮影できただけで、ほとんどの場合は逃げられます。たいていはレンズを向けようとしただけで逃げられます。一方、雄は悠然としています。
撮影日:3月21日
求愛給餌の行動と思われます。小魚の頭が先になっています。しかし、雌は受け取らず、結局雄が自分で食べました。
撮影日:3月21日
飛び出しにシャッター速度の変更が間に合わずブレブレになりました。しかし、何が写っているかは分かるので雰囲気だけでもと思いアップしておきます。
撮影日:3月23日
撮影日:3月23日

カワセミをさらに知る・見る・楽しむ

カワセミに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

カワラヒワ ◎全長15cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色

撮影日:3月18日
ほぼ毎回観察できますが、撮影の機会は少ないです。
撮影日:3月20日

カワラヒワをさらに知る・見る・楽しむ

カワラヒワに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

コゲラ  ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月23日

コゲラをさらに知る・見る・楽しむ

コゲラに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

シジュウカラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
今週はシジュウカラを観察する機会が増えています。盛んに鳴いていますし、巣材を咥えている姿もよく見かけます。
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
今あちらこちらで一番賑やかに鳴いているのはシジュウカラです。
撮影日:3月21日
番で行動しているのに、撮影できるのはたいていは雄です。不思議です。
撮影日:3月21日
番で行動しているのになぜ盛んに鳴くのでしょうか。繁殖期と関係があるのでしょうか。
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
撮影日:3月23日

シジュウカラをさらに知る・見る・楽しむ

シジュウカラに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

シロハラ ◎全長25cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月18日
撮影日:3月23日

シロハラをさらに知る・見る・楽しむ

シロハラの写真集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

ジョウビタキ ◎全長14cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色

あるポイントで、急にフレンドリーになった雄です。これまでフレーム一杯になるような距離で撮影させてくれなかったのですが、今週から急に至近距離がOKになりました。なぜでしょう?

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月18日
撮影日:3月18日
何かを咥えていますね。
撮影日:3月18日
飛び出しシーンを狙って1/2000秒で撮りましたがこの結果です。難しいですね。
撮影日:3月20日
強風に耐えています。
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
この時期にこれだけハゼのみが残っているのは珍しいのだろうと思います。なにしろ観察4回目の春にして初めてですから。
撮影日:3月20日
頭だけは動かさずに首から下を回転させています。
撮影日:3月20日
こんな風に羽毛が広がった姿はちょっと珍しいと思います。
撮影日:3月20日
椿の木に止まっても花に華やかさでは負けていません。
撮影日:3月20日
1/1600秒で飛び上がりシーンを狙ったのですが…
撮影日:3月21日
白いボケはスモモの蕾です。
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
撮影日:3月21日
凜としたこの表情は精悍な感じさえします。

ジョウビタキをさらに知る・見る・楽しむ

ジョウビタキに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

ホオジロ ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄異色

撮影日:3月20日
ホオジロが戻ってきたようで鳴き声は毎回のように聞きますが、まともに撮影はさせてくれません。

モズ ◎全長20cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄異色

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月23日
人見知り…

モズをさらに知る・見る・楽しむ

モズの写真集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

ヤマガラ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色

撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
撮影日:3月17日
盛んに鳴いています。
撮影日:3月17日
この日は巣材としてコケ類を運んでいました。
撮影日:3月18日
集める巣材がコケ類から羽毛に変わりました。
撮影日:3月18日
どこから見つけてくるのでしょうね。
撮影日:3月20日
ヤマガラの大好物の陽光桜が咲き始め、さっそく番でやってきていました。
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日

下の画像のように、ヤマガラは陽光桜を引きちぎり足で押さえて下部を食べたかと思うと口に咥えて棄てます。これを繰り返します。きっと美味しいのだと思いますが、樹の根元に無数の花が落ちている光景を見ることになります。この点から見ると、陽光桜にとってヤマガラは害鳥と言えるのかもしれません。

撮影日:3月20日
落ちている花はことごとくこのように花冠の基部に穴が開いています。

ヤマガラをさらに知る・見る・楽しむ

ヤマガラに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

ルリビタキ ◎全長14cm ☆漂鳥 ☆雌雄異色

今季はルリビタキを近くから精密描写できるような出会いはありませんでした。そこまで人に慣れた個体はいません。個体数そのものも激減したと思います。

そういう中でもこの個体は、特に最近時折姿を見せてくれます。青い鳥に惹かれるバーダーにとっては有り難い存在です。

撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
撮影日:3月20日
撮影日:3月23日
思いがけない所でルリビタキに出会いました。

ルリビタキをさらに知る・見る・楽しむ

ルリビタキに関する詳細なバードウォッチング情報写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。

水辺の鳥 カイツブリ

撮影日:3月17日
撮影日:3月18日

あとがき:今週を振り返って

19日以降ミソサザイの気配がまったくありません。山に帰ったのでしょう。これからは山での出会いに期待します。

ルリビタキはまだ居てくれます。昨年は3月26日が最後の撮影でした。チャンスは残すところ数日というところでしょう。

カラ類など留鳥は繁殖期に入り行動が活発になっています。今週はシジュウカラが目立ちました。フィールドのあちこちで盛んに鳴いています。普段は聞かれない鳴き声も聞くことができました。留鳥の鳴き声でもまだまだ新しい発見があります。

次週からは、いよいよ「花と鳥」が本格的になります。陽光桜が咲きました。スモモも咲きました。明日(24日)にでもソメイヨシノが開花するでしょう。枝垂桜も控えています。

旅立つ鳥に別れを惜しみつつ、「花と鳥」に期待感が高まります。

コメント

  1. Y. Kondoh より:

    こんにちは。こちらの陽光桜はほぼ終わりました。あまりチャンスがなかったです。ソメイヨシノは池周辺は満開、尾根コースは5分咲きというところでしょうか。次はソメイヨシノとのコラボですが、陽光桜と違って花を食べるわけではないので何が来てくれてもよいです。

    各種野鳥さんは繁殖期に入っていますので、もうしばらくすると雛の姿も楽しみですね。

  2. 西倉美紗子 より:

    此方も陽光桜が満開に成りました。
    キャンドル会社の門脇なので、人の出入りが多いせいもあり鳥の姿はなさそうです。
    エナガはいたずらしないのに、ヤマガラにはご馳走なのでしょうか?
    滝の宮公園はかなりの本数が植えられていたので、多めに見て頂きましょうか?(笑)
    昨日の溜川公園は、カモ類の数がかなり減りましたが、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモも未だ居残っているようです。
    ツグミ、カワラヒワ、モズ、ホオジロ、カワセミやコサギ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、アオサギ等2時間ほどをたっぷり楽しませて貰いました。
    唯のハクセキレイと思っていたセキレイが正確には「ホオジロハクセキレイ」と知らされ嬉しくもあり益々頭がこんがらかったり複雑です。
    ソメイヨシノの満開、お花見よりコラボ写真が楽しみですね。
    お待ちしてま~す。

タイトルとURLをコピーしました