今回の「今週の野鳥たち」は、2月10日~2月16日の間に撮影した作品を掲載します。
”南国”と言われる四国でも2月の第1週から第2週あたりは雪が舞ったり時には吹雪いたりすることもあります。そういう環境の中で小鳥が身体と羽毛を膨らませ寒さに耐えている姿(”鳥ダルマ”)には心打たれるものがあります。
この時季に楽しみにしている観察対象は、冬季に見られる青い鳥のルリビタキ 、里山の冬鳥と呼ばれるジョウビタキ、まだ今季は会えていませんがキクイタダキ、ミヤマホオジロ、カシラダカなどです。
通年姿を見せてくれる小鳥では、ウグイス、エナガ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ、ヤマガラなども冬季は個体数が増えるので観察&撮影機会に恵まれます。
このような冬鳥、漂鳥、留鳥を観察し撮影した中から精選した”今週の野鳥たち”を紹介します。探鳥フィールドは、標高差100mほどの丘陵地を含む市内の公園(滝の宮公園)です。
- 今週の野鳥たち(あいうえお順)
- アオジ ◎全長16cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
- ウグイス ◎全長14cm|16cm ☆留鳥 ☆雌雄同色
- エナガ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
- カワセミ ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- カワラヒワ ◎全長15cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
- コゲラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- シジュウカラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- ジョウビタキ ◎全長14cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
- シロハラ ◎全長25cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- ツグミ ◎全長15cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- メジロ ◎全長12cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄ほぼ同色
- モズ ◎全長20cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄異色
- ヤマガラ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
- 今週を振り返って
今週の野鳥たち(あいうえお順)
ぜひ「等倍」に拡大して自然の造形美をご覧ください。サイズは原則として長辺を1600ピクセルで統一しています。
野鳥の撮影では、目にピントが合っていてキャッチライトが入っていることが理想ですが、最近はそれに加えて「精緻な描写(精密描写)」を心掛けています。
「今週の野鳥たち」に選んだ作品の全てというわけではありませんが、精密描写ができたショットを優先的に選んで掲載しています。
アオジ ◎全長16cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
アオジをさらに知る・見る・楽しむ
アオジに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
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ウグイス ◎全長14cm|16cm ☆留鳥 ☆雌雄同色
ウグイスをさらに知る・見る・楽しむ
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エナガ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
1月の末から巣作りの素材を集めているのを観察するようになりましが同時に混群での活動も普通に見られました。しかし、今週はペアで活動する姿が目立つようになりました。巣作りが本格的になってきたのでしょうね。
エナガをさらに知る・見る・楽しむ
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カワセミ ◎全長17cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
カワセミをさらに知る・見る・楽しむ
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カワラヒワ ◎全長15cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
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コゲラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
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シジュウカラ ◎全長15cm ☆留鳥 ☆雌雄ほぼ同色
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ジョウビタキ ◎全長14cm ☆冬鳥 ☆雌雄異色
ジョウビタキをさらに知る・見る・楽しむ
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https://yacho-photo.com/winter/jobitaki-3.html - シジュウカラのデスクトップ壁紙集 ⇨
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シロハラ ◎全長25cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色
シロハラをさらに知る・見る・楽しむ
シロハラの写真集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
ツグミ ◎全長15cm ☆冬鳥 ☆雌雄ほぼ同色
ツグミをさらに知る・見る・楽しむ
ツグミに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
ツグミは、秋になってシベリアから渡ってきて、山の樹の実を食べ、それがなくなると里へ下りて来きます。
冬枯れの農耕地や草地あるいは河原などの開けた場所で、スズメよりも大きな茶系の鳥が歩きながら採食しているのを見かけたら、このツグミの可能性が高いようです。
★特徴(1)白っぽい目立つ眉斑がある。
★特徴(2)胸から脇腹に黒斑がある。
★特徴(3)飛翔時に「ケケッ」と強く鋭く鳴く。
メジロ ◎全長12cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄ほぼ同色
メジロをさらに知る・見る・楽しむ
メジロの写真集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
モズ ◎全長20cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄異色
モズをさらに知る・見る・楽しむ
モズの写真集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
ヤマガラ ◎全長14cm ☆留鳥・漂鳥 ☆雌雄同色
ヤマガラをさらに知る・見る・楽しむ
ヤマガラに関する詳細なバードウォッチング情報や写真集および壁紙集は、本ブログの母体サイトである『野鳥の写真館』でご覧いただけます。
- ヤマガラのバードウォッチング情報 ⇨
https://yacho-photo.com/birding/yamagara.html - ヤマガラの写真集 ⇨
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今週を振り返って
この時季に一番期待するのは青い鳥、ルリビタキのオスです。昨年の今頃はルリビタキが頻繁に姿を見せるポイントを見つけて探鳥ウォーキングの度に1時間ほど撮影できていました。
しかし今季は明らかに個体数が少なく、また頻出ポイントもありません。ポイントは数カ所見つけていますが、しばらく待っても気配を感じないことが多いので”ねばる”モチベーションも湧いてきません。
それでも探鳥ウォーキング・コースの最後にあるポイントはその辺りをぶらぶらしながら何回か確認するようにはしています。その”ぶらぶら”の過程で水辺の青い鳥、カワセミを目にする機会が増えているので、まあちょっとした「人間万事塞翁が馬」というところです。
ところで、2月も中旬に入るとウグイスの囀り練習が聞かれるようになり春の訪れを感じます。初告げ鳥と言われるウグイスの囀りを聞くと春を感じるのは日本人のDNAなのかもしれませんね。
そのウグイスですが、今年は例年よりも3週間ほど初鳴きが早く驚きましたが、北国を中心に大寒波に襲われこちらもその影響で寒くなった途端に囀りを止めてしまいました。
このようなことからも今年は暖冬の影響でウグイスの目覚めが早かったのではないかと考えているところです。
その証拠の片鱗とも思えるのが、私のフィールドの公園にはウグイスはたくさんいるのですが、囀りの練習をしている個体は限られていて、たぶん2羽だけです。
例年だと25日~27日辺りに初鳴きが聞かれ、その後じょじょに囀る個体が増えていきますが、今年は増える気配がありません。特定の個体だけの囀りのようです。
例年とは違うようなので、今年はどのようにウグイスたちが春を告げてくれるのか楽しみにしたいと思います。
コメント
確かに、2月7日にハッキリと「ホーホケキョ」と上手に鳴いたウグイスの声、この所数か所で聞こえる鳴き声は、ホーが抜けてたり、「ケキョ」としか聞き取れません。
ウグイスの囀りに注目ですね。
昨日はご近所バードウオッチングという企画で、市内の「向山公園」に行って来ました。
(8名程参加)
何といっても私の収穫は、初めて(ミヤマホオジロ)に出会えた事でしょうか?
雄の黄色い冠羽がとても綺麗でした。シロハラ、アオジ、ビンズイ、エナガの群れ等
スズメやカラスも加えると20羽近くいました。
又、何かに遣られた「ヤマドリ」の雌の尾羽が散らかっていたりで、珍しいことを勉強できました。
今年は(ツグミ)の数が少ないとか・・・・我が家ても今年は一度も見かけません。
金曜日には溜川公園で、カルガモの求愛の動作といきなりの交尾の瞬間を教えて頂き、
毎回目が離せない状態。 寒さも少し和らいで絶好の季節かな?
19日には鳥取県日野町のオシドリを見に行く予定。(同行者はモーニング仲間)
伯備線の根雨駅から数分のところの「オシドリ観察小屋」での鑑賞、どうなることでしょう。
こちらの公園では囀り始めたウグイスは特定の2羽でしたが昨日から数が増え今日の時点でたぶん6~8羽います。明らかに天気や暖かさと関係がありますね。
ミヤマホオジロ!!! いいですね、気品のある美しさに感動します。こちらでは今季はいまだに会えていません。シーズンに1~2度しか会えていないのですが、今季はキクイタダキも同様ですが、観察機会がありません。来ていないような気がしています。
楽しみにしている野鳥では、ルリビタキの個体数が今季はとても少なくまともにほとんど撮影できていません。ある程度人慣れしたのが1羽もいないので、出会ってもほとんどは遠くからの撮影しかできません。
ネット上でオシドリの投稿写真を見ると1箇所に驚くほどたくさんの個体数が来るところがあるようです。鳥取県のポイントはおそらくそういうところでしょう。楽しみですね。