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里山の代表的な冬鳥、ジョウビタキのフォト図鑑

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野鳥フォト図鑑シリーズ「ジョウビタキ(尉鶲)」

オスは凜々しく力強い印象のお顔で、体下面や尾羽の赤橙色が目立ちとても美しいです。

一方、メスは全体的に薄い茶褐色あるいは灰褐色で地味な印象ですが、上品で可愛らしい感じがするので、派手なオスに劣らずファンは多いようです。

私自身もとても気に入っている小鳥の一種なので、出会うといつも以上に気合いを入れて撮影しています。

(左が♂、右が♀)

”里山の冬鳥”ともいわれ、代表的な冬鳥として広く知られています。

今回はこのジョウビタキに関するバードウォッチング情報を写真を添えてお届けします。

「ジョウビタキ」のバードウォッチング情報

◎概要:スズメ目・ヒタキ科 ◎全長14cm 雌雄異色 冬鳥

外見的特徴

★オスとメスとでは姿は同種と思えないほど異なっている。

オスは、頭上と後頸部は白灰色。顔から喉は黒い。背は黒褐色。両翼には大きな白斑があり、よく目立ちます。

尾は、中央だけ黒く、他は赤橙色です。

体下面は赤橙色で日に当たると鮮やかでよく目立ちます。


メスは、頭部から体上面が灰褐色で、体下面は色が淡い灰褐色。腰と尾羽に赤橙色がありますがオスよりも淡いようです。

オスと同様に、両翼に白斑がありあすが、オスのものよりも小さいです。

同じ樹木の実を食べるためにルリビタキの雌ジョウビタキの雌が同時に現れることもありますが、一瞬の動きの中でもこの両翼の白斑が目立つので区別できる場合が多いと経験から言えます。

分布・生育場所・生態

★全国に渡来。平地から山地の開けた場所(林、公園、人家の庭)に生息。

比較的明るい場所を好むので、自然の豊かな公園の開けた空間や里山の雰囲気が残っているような場所では、見かけることも多いでしょう。

低木があれば棲みつくので、林の縁の小さな木や杭などの人工物によく止まっています。

そこから、地面に舞い降りて虫などを補食し元の場所やその近くに戻ってくるのを撮影中によく目撃します。

しかし、他の多くの野鳥がそうであるように、やって来てしばらくは用心深く、高い木の上部や電線などに止まっていることが多いのですぐにはなかなか近くでは撮影させてくれません。

私のフィールドでは、2016年は10月の下旬にやって来た。

比較的撮影しやすい低い場所に止まるようになったのは12月に入ってからです。

とは言っても、個体差があり、人通りの多いところでは早く人に慣れるし、そうでないところでは年が変わって1月になっても、いまだになかなか近寄らせてくれない個体もいます。

★縄張り意識は極めて強い

雌雄に関係なく縄張りを作って一冬を過ごします。

キセキレイなどと同様に、縄張り意識は極めて強いらしいです。

私自身はまだ目撃したことはないのですが、カーブミラーや自動車のミラーに映った自分の姿にライバル心を剥き出しで攻撃しようとする習性は広くしられています。(ネット上にその種の画像があげられているので容易に確認できるでしょう。)

雄と雌との間でも激しい縄張り争いをすると図鑑などでは紹介されています。

ここで、私自身の観察経験から1つの疑問が生じています。

私のフィールドでは、今季(2016~2017年冬)は少なくとも計7箇所のハッキリとした縄張りを確認しています。

それぞれの場所で、11月から12月の前半にかけて、オスとメスが一緒にいるところを何回か目撃しました。

図鑑の知識から、縄張り争いかなと最初は思ったものの、何度も見かけるうちに”ケンカ”ではないように思えるようになりました。

全てのテリトリーで雄と雌が複数回縄張り争いをしていたという可能性は低いのではないでしょうか。

中途半端な画像で申し訳ないのですが、参考写真を載せておきます。

これらの画像を見ただけでは、縄張り争いなのか遊んでいるのか判断は難しいですが、これを実際に目撃した経験からは、どうしても追いかけっこをして遊んでいるようにしか見えなかったので不思議だなと思っています。

実際はどうなのだろうと、ずっと気になっているので、ご存じの方がおられれば是非教えていただきたいと思います。


★人に慣れやすい

フィールドにしている公園内で除草など林内の清掃を手作業でするボランティアさんがいるのですが、この人が作業をしているといつの間にかすぐ近くにジョウビタキがやって来て横枝や杭に止まって様子を見ていることがあるそうです。

どうやら、作業中に出てくる昆虫類が目当てのようです。

同じ理由でしょうが、畑仕事をしている人の近くに出現することも珍しくはないと聞きます。

慣れると人をあまり恐れないようで、その内に人の手から虫を直接もらうほど慣れることもあるようそうです。(某TV番組でその検証を行って見事成功していました。)

さえずり・地鳴き/聞きなし

★聞かれるのは地鳴きのみ

さえずりは5月~7月なので、残念ながら日本にいる間には聞かれないようです。

地鳴きは、図鑑によると、縄張り宣言として、「ヒッ、ヒッ」や「カッ、カッ」あるいは「カタカタ」のように鳴くとあります。

私自身の観察経験では、「ヒッ、ヒッ」というよりも「フィー、フィー」と聞こえるように思うのですが、個体差なのでしょうか。

また、ルリビタキの地鳴きにとても似ているように思います。まだ区別がつきません。

鳴く際に、頭を下げると同時に尾羽をピクピクと振るような動きが見られることがあり、一連の動きがお辞儀のように見えます。

また、空を仰ぎ見るように口を驚くほど大きく開けて鳴いていることも多々あります。

ジョウビタキの写真

ここに掲載するジョウビタキの写真は、「作品」を見てもらうためではなくバードウォッチング情報を視覚的に補完することを目的としています。

作品は別のコーナーで楽しんでいただければと思います。

とは申しましても、可能であれば鑑賞に値するような写真でまとめたいと考えています。

そういう風にご覧いただければ幸いです。

★♂の背中:ジョウビタキ雄の翼の配色は「紋付袴」に喩えられます。

★♂の体下面:鮮やかな橙色

★♀の背中:メスにも翼に白斑があり、識別ポイントになっています。

★♀の体下面:撮影に際してはこのアングルでは特徴が出ないので、少しでも背中、特に白班が分かるように写したいものです。

★真ん丸な体:寒いときによく見かけますが、お腹だけでなく背中も丸くなっています。

★オスだって丸くなります。(^^)

★地面で捕食することもあります。

★瞬膜を閉じかけたところ

★瞬膜を閉じた状態:「ツヤ消し」になっています。ちょっと不気味です。(^^;)

★たまにこのように尾を高く上げることがありますが、意味は分かりません。

★実を嘴で挟んだ後に、我々が薬を飲むような感じで喉の奥に放り込みます。

★足で頭や首をこのようにして掻きます。

★このように大きく口を開けて「ヒッ、ヒッ、カッ、カッ」と地鳴きします。

「野鳥フォト図鑑」に関して

ここに書いている内容は、客観的情報と主観的情報を私自身の言葉で載せています。

つまり、野鳥関連の複数の図鑑や専門書で勉強した内容ネットの情報およびバーダーさんとの情報交換で得た知識と自分のフィールドでの実際の観察経験を織り交ぜてまとめたものです。

本格的な野鳥撮影は2015年12月からなので、まだまだ初級レベルのバーダーです。

微妙な個体の同定はできません。フィールド経験も十分ではありません。

したがいまして、内容に責任が持てる分けでもありません。

そのことをご理解の上で参考にしていただければと思います。

また、もし誤解や間違っていることがあればご指摘いただければ幸いです。

m(._.)m

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