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今日の野鳥-白梅と紅梅に囲まれたジョウビタキが主役の野鳥写真集

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今日3月3日の「今日の野鳥」は、梅の花に止まるジョウビタキ(♀)が主役です。

まだ蕾をたくさん付けている木もありますが、早く咲いた梅は盛りを過ぎて散り始めています。

花の命は短いものです。

全体的には今が見頃の梅の花ですが、もうすぐ早咲きの桜に取って代わられるでしょう。

今しか撮影できない「白梅と紅梅に囲まれたジョウビタキ(願わくば、ルリビタキも)」を期待して、いつもの探鳥ウォーキングはトレーニングに徹して早めに日本庭園まで戻ってきました。

約1時間半ほどの間、この一体を縄張りにしているジョウビタキが何度か梅の木に止まってくれました。

梅が見頃ということで時折やってくる散策者や梅見客、梅の花を撮影しに来たカメラマンを警戒して、ジョウビタキは落ち着きがありません。

人の気配を感じるとすぐに梅園内を移動したり林の中に姿を消しますので、シャッターチャンスはあまり多いとは言えませんでした。

しかし、帰ろうとした際に、紅梅を活かすにはこのポイントしかないという絶好の場所に止まってくれました。

2017年3月3日の今日の野鳥

野鳥の撮影は、日々のトレーニングとして市内の丘陵地に広がる公園でウォーキングを実践しているのですが、そのコース沿い(主に復路)で行っています。

2つの目的で歩いているので、最近ではこれを自分の中では”探鳥ウォーキング・コース”と呼んでいます。

私が決めているコースは、往復で6~8.5km(約8500~12000歩)ほどです。(といっても、時には寄り道することもありますし、途中で折り返すこともあります。)

最近は、目当ての野鳥の撮影のために、8.5kmほどの歩行距離になることが多いです。

ちなみに、今日の歩行距離と歩数は「約7km・約10000歩・上った階数48階」でした。

※往路で直登コース(=ショートカット)を利用したのでいつもより短くなっています。

コースの主に復路で、まさに”一期一会”の出会いとシャッターチャンスを大切にして、野鳥たちの愛らしい姿や美しい羽色や囀りに癒やされながらバードウォッチングと撮影を楽しんでいます。

それでは、3月3日の「今日の野鳥」に登場する野鳥たちを紹介しましょう。

アオジ・ウグイス・コゲラ・シロハラ・ジョウビタキ・ツグミ・メジロ・ヤマガラ・ルリビタキ

種ごとに掲載していきます。お楽しみください。

今日の主役の野鳥

日本庭園そのものも規模が小さいので梅園もせいぜい30本ほどしかありません。その中で紅梅はほんの数本です。しかも、光線状態の良い散策道沿いには1本しかありません。

その紅梅か隣接する2~3本の白梅のどれかに止まってくれたら何とかなるとタイミングを狙います。

白梅との組み合わせはこれまで何回か撮影機会はありましたが、とにかく紅梅と組み合わせた満足できるショットが撮れていません。

何しろ梅の木ですから、少々の枝被りや枝影被りはあったとしても仕方ないので、紅梅を絡められたら御の字と考えていました。

そして、もうそろそろ帰らなければならない時間となった最後の最後にようやく願いが通じました。

ジョウビタキ(尉鶲)

◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色

★朝の「白梅とジョウビタキ」

この1枚だけは往路で撮影したものです。

散策者が多い時間帯なので、すぐに林の中へ隠れてしまいました。

★正午頃の「白梅とジョウビタキ」

圧倒的に白梅の数が勝っているので、「白梅と小鳥」は比較的楽に撮影できます。主に、メジロとジョウビタキがやって来ます。運がよければカラ類の混群が来ますので、そこにジョウビタキが現れたりすると、とんでもない忙しさになります。

楽に撮影できるはずの「白梅とジョウビタキ」ですが、梅見客というよりも通りがかりの散策者が携帯やスマホで梅の花を撮影しようと梅園の中をあちらこちらと移動するので、ジョウビタキに落ち着きがありません。

見慣れぬ人を警戒してすぐに移動してしまいますので、梅の木に止まってくれた回数の割には思ったほどには撮影できていません。週末ならもっと状況は悪かったでしょうね。

★紅梅とジョウビタキ

あらかじめ目星をつけていたまさにそのポイントにある白梅に止まってくれました。紅梅を前ボケで活かすにはここがベストポイントです。

正午頃の撮影で天気も良かったので、コントラストがつき過ぎました。この条件で白い花や小鳥を撮影するのには露出の設定が難しくなります。デジタル写真の場合は、現像で調整することを前提に適正露出を判断します。

白梅に止まってくれたのは期待通りでした。紅梅を前ボケとして使うことができるからです。また、この紅梅は盛りを過ぎていますので、紅梅にピントが合うとアラが目立ってしまったことでしょう。

撮影しながら微妙にアングルを変えていきます。いきなり動くと警戒されて飛び立ってしまうので、数センチ単位で立ち位置を変えていきます。

幸いジョウビタキはこの枝で落ち着いてくれています。

前ボケとなる紅梅がジョウビタキに近いとボケによる”色被り”が起こるので、紅梅との距離を少し開けてみました。

せっかくの紅梅が活きていません。失敗です。

”色被り”がジョウビタキの顔にかからないように気をつけて、紅梅のボケを多用しました。この方が華やかです。春の暖かさが表現できていると思います。

ベストショットの1枚だと思っています。

向きを変えたので、右に空間を増やすために微妙に構図を変えます。野鳥は右を向いたり左を向いたりしますので、この構図の変化に対応するのが大変です。

また左を向いたので、AFのフォーカスポイントを右に動かして対応します。

撮り始めに比べると1mほど近づいたと思います。その分、ボケが大きくなっています。現場では余裕が無く閃きませんでしたが、絞りを調整してボケをもう少し小さくしたバージョンもあった方がよかったと思います。こういうところは、ミラーレス機の方が被写体を見ながらリアルタイムに調整できるので便利でしょうね。一眼レフカメラは決して万能ではありません。

前ボケがジョウビタキにかからないアングルを見つけましたが、背伸びをしながら撮影する必要があり超望遠レンズを扱うには大変不安定です。

暗く落ちた背景のおかげでジョウビタキが浮き出ています。そのジョウビタキを取り囲むような控え目な前ボケも気に入っています。ベストショットの1枚です。

★ジョウビタキのアップ

今季はこのジョウビタキがこの辺りを縄張りにしました。

昨季は、オスのジョウビタキが縄張りにしていたのですが、とても人慣れして比較的至近距離で撮影させてくれたものです。

しかし、このメスのジョウビタキはほとんど人慣れすることも無かったように思います。小鳥さんにも性格の違いがあるのかもしれませんね。

いつ旅だっても不思議ではない時期になりました。いつまで被写体になってくれるのでしょうか。

もう一度、紅梅と絡めて撮影できれば有り難いのですが…。

今日出会った他の野鳥たち

アオジ(青鵐)

◎全長16cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色

★カップルの♀です。

ウグイス(鶯)

◎全長16cm(♂)14cm(♀) ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色

完全にピンぼけですが、”証拠写真”としてアップします。

2月25日の初鳴き以来、ほぼ毎回ウグイスの囀りを聞いていますが、まだ上手ではありませんし、聞かれる回数も少ないようです。

コゲラ(小啄木鳥)

◎全長15cm ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色

猛烈な速さで頭を動かしている最中の一瞬のタイミングに合わせて撮ったのですが、少々被写体ブレを起こしています。

シロハラ(白腹)

◎全長25cm ●冬鳥 ★雌雄ほぼ同色

シロハラもこの時期になるとかなり人慣れして、この距離で撮らせてくれました。

ツグミ(鶫)

◎24cm ●冬鳥 ★雌雄異色

久しぶりにツグミに出会いました。数羽の群れになっていましたが、撮影できたのはこのオスだけでした。ホオジロやウグイスがいる原っぱで採食中でした。

少し離れたところからですが、「だるまさんが転んだ」をゆっくり観察できました。

ツグミのバードウォッチング情報

秋になってシベリアから渡ってきて、まずは山の樹の実を食べるようです。樹の実が無くなると里へ下りて来て、私たちの目に触れることになります。

冬枯れの農耕地や草地あるいは河原などの開けた場所で、スズメよりも大きな茶系の鳥が歩きながら落ちた実をついばんだり、ミミズや昆虫を補食しているのを見かけたら、このツグミの可能性が高いとのことです。

★特徴(1)白っぽい目立つ眉斑がある。

★特徴(2)胸から脇腹に黒斑がある。

★特徴(3)飛翔時に「ケケッ」と強く鋭く鳴く。

実際に、「ケケッ」と鳴くのを何回か聞きましたが、特徴的なので次回からは鳴き声で存在を知ることができると思います。

☆おもしろ行動

ツグミをネットで検索したり、野鳥図鑑を開くと、「だるまさんが転んだ」というフレーズが書かれていることが多いと思います。

これは、前傾して速歩で数歩歩いては身を起こして立ち止まるという行動を繰り返す、ツグミ独特の歩き方と関係があります。

つまり、その姿がまるで「だるまさんが転んだ」をして遊んでいるように見えることに由来するのですが、もちろん実際には遊んでいるわけではありませんよね。

メジロ(目白)

◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色

★白梅とメジロ

ジョウビタキの登場を待っている間に時折メジロが来てくれるので退屈はしません。

ヤマガラ(山雀)

◎全長14cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色

この距離で撮影させてくれました。

ルリビタキ(瑠璃鶲)

◎全長14cm ●漂鳥 ★雌雄異色

★メスあるいは若オス(メスタイプ)なのでしょうが、たぶん♀だと思います。

往路で選んだ直登コースで出会いました。最後の上りにある手すりに止まっていました。

今季はなぜか出会うルリビタキはほとんどが♀あるいは♀タイプ(若オス)です。

綺麗な青いルリビタキには数回会えただけで、まともに撮影できたのはさらに少なく2回だけです。

水鳥観察記録

私が野鳥撮影のフィールドにしている公園にはそこそこ大きな池があるので水鳥たちがやってきます。

私自身は、水鳥にはあまり関心がないのですが、周囲に興味を持っている人たちがいるので、その人たちのために、探鳥ウォーキングの締めくくりとして、新しい水鳥や個体数の変化を観察することがあります。

状況に変化があった時やアップできるような写真が撮れた時のみ掲載します。


★ホシハジロ

個体数が少なくなっているように見えました。死角になっているところにいた可能性もあります。

一時は約30羽いたのですが、今日は12~13羽だったようです。

季節の移ろいを感じる今日の写真

探鳥ウォーキング・コース沿いにはその季節季節の野草や樹の花が咲きます。

そのような花で目に付いたものを時折紹介したいと思います。


★標高100mほどの尾根筋ではソメイヨシノに似た早咲きの桜が1本だけ咲き始めました。

ソメイヨシノよりも小振りでしょうか。樹木全般には詳しくありません。

★オオイヌノフグリ(別名:星の瞳)が満開状態です。

陽光を浴びて生き生きしているように見えたので、野鳥撮影用の超望遠ズームレンズで撮影してみました。

あとがき

今日は日本庭園で過ごせる時間を増やすために、直登コースを上りました。30分くらいかかるコースを10分くらいで上れます。

その後も、青いルリビタキに出会える可能性がある複数のポイントではそれぞれ数分は待ちましたが、それ以外は自分の方から探すこともなく、目の前に現れてくれた小鳥さんだけ撮影するというやり方をしました。

その甲斐もあり、梅園で十分に時間を使えたのが今回の成果となったのだと思います。

あと1週間くらいは「梅と小鳥」を狙えるでしょう。

今回は現れなかった「梅とルリビタキ」を何とか撮影したいものです。

野鳥の写真館”一期一会”は野鳥の壁紙館の姉妹ブログ

当ブログ「野鳥の写真館”一期一会”」は、2016年8月に開設した「野鳥の壁紙館」の姉妹サイト&ブログの関係です。

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どうしても観賞サイズが小さくなってしまう「写真集」の代わりに、モニターの壁紙に設定することで等倍観賞可能になります。

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コメント

  1. Aoarashi より:

    囀りが普通になるまでのこの時期は、地鳴きが聞こえたら表に出てくる可能性が高いです。しばらく待っていると見られると思います。

  2. 西倉美紗子 より:

    私も先日(2月27日)、ウグイスの初鳴きを耳にしました。
    姿は当然見れなかったのですが・・・・
    道中はオオイヌノフグリやホトケノザ等の草花も楽しめるように成り、楽しみが増えました。
    土筆、ふきのとう等も間もなく顔を出し、春一番の素朴な味をちょつぴり味わいたいものです。