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今日の野鳥-夏鳥メボソムシクイとコサメビタキが渡りをむかえる

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今日9月21日の「今日の野鳥」は、もうすぐ渡っていく夏鳥のメボソムシクイとコサメビタキが主役です。

夏の間は2時間くらいの探鳥ウォーキングをしてもほとんど野鳥の姿が見られない、見られたとしてもヤマガラだけという日々が続きました。

一度もシャッターを切らずに帰宅したことも一度や二度ではありませんでした。

しかし、先日の台風が過ぎ去ってようやく撮影はともかくも姿を確認できる小鳥の種類が増えてきたように思います。

今日は10種類以上の野鳥を確認することができました。同定ができなかったものも含めれればこの3ヶ月ほどで一番収穫が多かったと言えるでしょう。

残念だったのは、いわゆる”証拠写真”ばかりで「作品」レベルの写真がまったく撮れなかったことです。

2017年9月21日の今日の野鳥

今日2時間ほどの探鳥ウォーキングで確認できた野鳥を記しておきます。

  • 留鳥⇨エナガ、ホオジロ、ヤマガラ、セグロセキレイ
  • 留鳥・漂鳥⇨メジロ、モズ(♀)
  • 夏鳥⇨キビタキ(♂)、コサメビタキ、メボソムシクイ、ツツドリ
  • 旅鳥⇨エゾビタキ

これらの中から撮影できたものを掲載します。

今日の主役の野鳥

メボソムシクイ(目細虫食)

◎全長13cm ●夏鳥 ★雌雄同色

以前はウグイス科とされていただけあって一見するとウグイスに似た雰囲気がある。今はムシクイ科として独立している。

特によく似るセンダイムシクイとの比較で、識別ポイントを簡単にまとめると下記のようになる。

1.下嘴が橙色がより濃い
2.眉斑が黄白色
3.頭央線なし
4.脇が黄色味を帯びる

本州・四国・九州の亜高山帯の針葉樹林を好む。渡り期には平地の林や市街地の公園などでも見られる。夏の終わりには、カラ類の混群に混じっていることもあるようだ。

詳細は、下記のページ(外部リンク)をご覧下さい。

メボソムシクイのバードウォッチングに必要な基本知識|メボソムシクイは、頭央線が無く眉斑が黄色味を帯びている。

一応、メボソムシクイと判断しましたが間違っている可能性もあります。

撮影しているときは、ウグイスと思いました。しかし、PC上で画像を開いてみると、眉斑がやけに明瞭なのでムシクイの仲間ではないかと考えました。

そうだとすると、「頭央線」が無いことは確認できましたのでセンダイムシクイではないと判断できます。

翼帯の有無がはっきりと確認できるショットがないので、事実上、嘴の色合いの違いだけで判断しました。

脇に黄色味がある(メボソムシクイの特徴?)と思えばあるような気がしますが、色反射・色被りもありますので、確信は持てません。

コサメビタキ(小鮫鶲)

◎全長13cm ●夏鳥 ★雌雄同色

九州以北の平地から山地の落葉広葉樹の林に夏鳥として渡ってくる。

身軽なのでホバリングやUターンが得意なこともあり、捕食も主にフライングキャッチで行い、空中の昆虫類を食べる。秋の渡り期には樹木の実も好む。渡りに備えて脂肪を蓄えるためかもしれない。

コサメビタキの魅力はなんと言ってもその円らな瞳にある。クリッとして可愛らしく、しかも大きい。これは”アイシャドー効果”で実際よりも一回り大きく見えるのが理由だ。その上に、輪郭は不明瞭ながらアイリングが白くて太いので、いっそう黒い目が目立っている。全体の姿の地味さの割には、この大きくてクッキリとした目のお陰で意外にファンが多いようだ。

詳細は、下記のページ(外部リンク)をご覧下さい。

目が大きくて愛くるしい、コサメビタキのバードウォッチングに必要な基本知識。コサメビタキの生態的特徴・分布生育環境およびオスとメスの違い、鳴き声などの特徴を紹介します


デスクトップ壁紙の紹介

コサメビタキをモチーフにしたPC用壁紙を下記のリンク先に掲載しています。よろしければご利用下さい。

今日出会った他の野鳥たち

エゾビタキ(蝦夷鶲)

◎全長15cm ●旅鳥 ★雌雄同色

距離が遠くて小鳥に気持ちよくピントが合う条件ではありませんでした。

フライングキャッチ行動

ツツドリ(筒鳥) ※初見初撮り

◎全長32cm ●夏鳥 ★雌雄同色

証拠写真の最たるもので完全にピントが外れていて掲載するのも恥ずかしいのですが、初見初撮りなので今後の参考のためにアップしておきます。

最初はホトトギスと思って撮影しましたが、PCモニター上で確認すると下尾筒に横斑があるので、ツツドリかカッコウと推測しました。

両種とも見たことがないのですが、図鑑情報を参考にして

1.胸下からの横斑がカッコウよりも太く見える
2.下尾筒の横斑の形状が明瞭

という点からツツドリと判断しました。

モズ(百舌)

◎全長20cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄異色

ホオジロ(頬白)

◎全長17cm ●留鳥 ★雌雄異色

メジロ(目白)

◎全長12cm ●留鳥・漂鳥 ★雌雄同色

セグロセキレイ(背黒鶺鴒)

◎全長21cm ●留鳥 ★雌雄同色

参考:ハクセキレイ

あとがき

バードウォッチングという意味では、久しぶりにたくさんの種類を観察でき同行者も双眼鏡の中の野鳥の姿に満足したようです。

野鳥の種類が入れ替わる時期なので留鳥を除くとあまり多くの種類は見られないでしょうが、旅立つ夏鳥を見送りつつ、渡りゆく旅鳥に会える時期でもあります。そういう意味では楽しみがあります。

また、2年間同じフィールドで探鳥ウォーキングをしてもたまに「初見初撮り」を経験するので、そういう出会いも期待したいものです。

野鳥の写真館”一期一会”は野鳥の壁紙館の姉妹ブログ

当ブログ「野鳥の写真館”一期一会”」は、2016年8月に開設した「野鳥の壁紙館」の姉妹サイト&ブログの関係です。

興味・関心のある方はアクセスしてみてください。m(._.)m

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コメント

  1. 西倉美紗子 より:

    今週は、金曜日定例の溜川公園の他に翌日23日(土)に船穂ワイナリーの近くの愛宕山公園での探鳥会が有り行って来ました。  我が家から車で15~20分の所ですが、「船穂ワイナリー」にさえ今まで行った事がなく、近場で探鳥出来る所を知っただけでも大きな収穫。最後の報告で15種の鳥が確認されたようですが、私自身は10種類ぐらい自分の双眼鏡で確認、今回はセグロセキレイも判断できました。
    キセキレイ、エナガなどもいたようですが残念ながら・・・・
    又、小さな池ではカイツブリが対面する岸の手前に親鳥と幼鳥4匹いて、どうやらコンモリ浮いているのが巣だったようです。

    この度は何時も詳しく教えて下さるベテランさんのご主人も参加されてて、余計な事かも知れませんが、近藤様の掲載されてた「メボソムシクイ」の写真をプリントアウトし
    お見せしました。
    実際見てないから「ハッキリとは・・・」と前置きしながら、頭の中央に白線がないからまず「センダイムシクイ」では無い事、眉の黄白色などで判断すると、間違いなく「メボソムシクイ」ではないかと言う事でした。
    終わってからワイナリーの中に展示されてる写真の中に「ムギマキ」の写真を見つけて
    皆興奮気味でしたが、「キビタキ」と間違いそう・・・・とまだまだ素人の私。

    • Aoarashi より:

      メボソムシクイの件、同定ありがとうございました。ムシクイはなかなか難しいんです。

      ムギマキは私も一度見て見たいと思います。会えたら大興奮でしょうね。図鑑ではキビタキの次に載っていることが多いので名前だけはすぐに覚えてしまいました。

      近くに野鳥観察のフィールドが何箇所もあって羨ましいです❗️